繁忙期は民泊、閑散期はマンスリー賃貸というように、同じ物件を用途に応じて併用運用しているケースが増えています。ただし民泊ゲストとマンスリー入居者とでは、求められる本人確認の強度や鍵の発行方法が異なるため、切り替えのタイミングで運用を混同してしまうとトラブルの原因になります。本記事では、併用運用における鍵管理の切り替え手順と、設定ミスを防ぐためのチェックポイントを解説します。
当サイトでは、民泊におけるスマートロック導入の全体的な仕組みやシステム連携、建物タイプに合わせた詳しい選び方をまとめているページもございます。気になる方はぜひチェックしてみてください。
マンスリー賃貸と民泊では、契約形態そのものが異なるため、鍵管理に求められる水準も変わってきます。
同じ物件・同じスマートロックを使っていても、「今この物件はどちらの用途で稼働しているか」によって、本人確認の方法や鍵の発行ルールを切り替える必要があるという点が、併用運用ならではの難しさです。宿泊者名簿の記帳義務など、民泊運営における法的な本人確認ルールについては、以下のページで詳しく解説しています。
用途の切り替えは、次のような手順で進めると運用の抜け漏れを防ぎやすくなります。
暗証番号の発行がシステム上うまく反映されない場合の原因切り分けについては、以下のページでも解説しています。併用運用でPMS・予約システムとの連携にずれが生じた場合の参考にしてください。
切り替え作業は発生頻度が不定期になりやすく、「前回のコードを消し忘れたまま次の利用者を迎えてしまう」といったミスが起きやすいタイミングです。切り替え時には、次の項目を都度確認する運用にしておくとよいでしょう。
複数物件を運営している場合、この確認作業を物件ごとに手作業で行うと漏れが起きやすくなります。複数物件の鍵管理を一括で把握する考え方については、以下のページで詳しく解説しています。
清掃業者や管理会社に発行するコードは、民泊・マンスリーどちらの用途であっても共通で使えるようにしておくと運用が煩雑になりにくい一方、ゲスト用コードと混在させず、清掃業者専用のコードとして明確に分けて発行・管理することが前提になります。用途が切り替わるたびに清掃業者用のコードまで再発行する必要はありませんが、定期的な見直しのタイミング(担当者の変更時等)で有効期限や権限範囲を確認しておくとよいでしょう。清掃業者への鍵管理の基本的な考え方については、以下のページもあわせてご覧ください。
なお、キーボックス運用からスマートロックへ切り替えた際の手順も、本記事の「用途切り替え」と考え方の骨格は共通しています。切り替え作業の設計で迷った際は、以下のページもあわせて参考にしてください。
民泊とマンスリーの併用運用では、用途によって求められる本人確認の強度や鍵発行のルールが異なるため、切り替えをその都度の判断に任せず、誰が見ても同じ手順で実行できるようチェックリスト化しておくことが、設定ミスを防ぐ一番の近道です。稼働カレンダーの管理、旧利用者コードの失効確認、新用途に応じた本人確認フローの適用という3ステップを基本に、清掃業者用コードの扱いもあわせて整理しておきましょう。スマートロック導入全体の仕組みや製品選びについては、こちらの「民泊向けスマートロック・鍵管理システムのメリットと失敗しない導入方法」もあわせてご参照ください。



※上記はすべて税込記載です。
※0 2022年~2024年の3年連続で民泊・簡易宿所売上 シェアNo.1。参照元:LINKEY Plus公式HP(https://www.linkey-lock.com/minpaku/)
※1 参照元:Akerun 公式HP(https://akerun.com/entry_and_exit/)
※2 賃貸不動産業界の契約先管理戸数No.1。参照元:OPELO 公式HP(https://opelo.jp/)、(株)全国賃貸住宅新聞社「2023年賃貸住宅管理戸数ランキング」をもとに OPELO が調査
※3 オプションとなります。