スマートロックを導入してから数ヶ月、日々の運用が回り始めると、暗証番号の設定を見直す機会は意外と少なくなりがちです。導入したばかりの頃は緊張感を持って運用していても、慣れてくるにつれて「前回と同じ番号のままでも困っていないから」と設定を変えずに使い続けてしまうケースは珍しくありません。本記事では、導入後の運用フェーズで見直しておきたい暗証番号のローテーションや、退去済みゲストのアクセス権失効確認、入退室ログのチェックポイントについて解説します。
当サイトでは、民泊におけるスマートロック導入の全体的な仕組みやシステム連携、建物タイプに合わせた詳しい選び方をまとめているページもございます。気になる方はぜひチェックしてみてください。
スマートロックの暗証番号は、本来ゲストの滞在期間に合わせて発行・失効を繰り返す運用が前提です。しかし実際の現場では、清掃スタッフ用のコードや管理者用のコードなど「固定的に使う番号」を長期間変更しないまま運用しているケースが見られます。固定番号は利便性が高い一方で、番号を知る人が増えるほど漏洩・流出のリスクも比例して高まっていきます。
ゲスト用の暗証番号はチェックインごとに自動発行・自動失効される製品が多いため大きな問題は起きにくいものの、清掃スタッフや管理者など固定的に使う番号は、定期的に変更するルールを決めておくことが望ましいとされています。番号を知る人の入れ替わり(スタッフの退職・契約終了等)があったタイミングでは、必ず番号を変更する運用にしておくと安心です。
クラウド管理型のスマートロックであれば、滞在期間終了後にゲスト用コードを自動的に無効化する機能を備えている製品が一般的です。この自動失効の設定が正しく機能しているかを、定期的に管理画面上で確認しておくことが安全な運用の基本になります。特に手動でコードを発行・削除している場合は、削除の消し忘れが起きやすいため注意が必要です。
入退室のログを記録できる製品を導入している場合は、想定していない時間帯のアクセスや、発行した覚えのないコードでの解錠履歴がないかを定期的に確認する習慣をつけておくと、異常の早期発見につながります。ログ機能の有無や記録できる項目は製品によって異なるため、契約中の製品の仕様を一度確認しておくとよいでしょう。
次のような兆候が見られた場合は、暗証番号の運用ルールを見直すサインといえます。
これらに心当たりがある場合は、まず契約中の製品の管理画面にログインし、現在有効になっているコードの一覧を確認するところから始めてみてください。
なお、キーボックスからスマートロックへの切り替え直後は、暗証番号の使い回しが起きやすいタイミングでもあります。切り替え時点で気をつけたいポイントは、以下のページで詳しく解説しています。
また、ゲスト用と清掃スタッフ用でコードを使い分ける基本的な考え方については、以下のページもあわせてご覧ください。
スマートロックは導入して終わりではなく、運用が軌道に乗ってからも定期的な見直しがセキュリティを維持する鍵になります。暗証番号のローテーション、退去済みコードの失効確認、入退室ログのチェックを習慣化し、安全な民泊運営を続けてください。導入時点での製品選びや全体的な仕組みについては、こちらの「民泊向けスマートロック・鍵管理システムのメリットと失敗しない導入方法」もあわせてご参照ください。



※上記はすべて税込記載です。
※0 2022年~2024年の3年連続で民泊・簡易宿所売上 シェアNo.1。参照元:LINKEY Plus公式HP(https://www.linkey-lock.com/minpaku/)
※1 参照元:Akerun 公式HP(https://akerun.com/entry_and_exit/)
※2 賃貸不動産業界の契約先管理戸数No.1。参照元:OPELO 公式HP(https://opelo.jp/)、(株)全国賃貸住宅新聞社「2023年賃貸住宅管理戸数ランキング」をもとに OPELO が調査
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