PMS(宿泊管理システム)と連携させ、予約が入ると自動的に暗証番号を発行・通知する仕組みは、民泊運営の手間を大きく減らしてくれます。しかしこの自動化の仕組みは、「発行されたはずの番号がゲストに届いていない」「番号は届いたが解錠できない」といったトラブルが起きた時にどう対応すればよいかが意外と整理されていないまま運用されがちです。本記事では、暗証番号の自動発行がうまくいかない典型的な原因と、発生時の実務対応フローを解説します。
当サイトでは、民泊向けスマートロックの製品比較やPMS連携の全体像についてもまとめています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
PMS連携による暗証番号の自動発行は、予約確定のタイミングでシステムが番号を生成し、メールやメッセージでゲストに通知する仕組みが一般的です。この一連の流れの中で、予約確定の情報がPMSからスマートロック側のシステムへ反映されるまでにタイムラグが生じる連携方式もあるため、直前予約の場合は番号の発行・通知が宿泊開始時刻に間に合わない可能性があります。また、通知メールが届いていても、迷惑メールフォルダに振り分けられて気づかれていないという、システム上のエラーではないケースも実務上はよく見られます。
Airbnbや楽天トラベル、Booking.comなど複数の予約サイト(OTA)を併用している場合、それぞれのサイトの予約情報をPMS側で正しく統合できているかが暗証番号発行の前提条件になります。統合がうまくいっていないと、同じ物件・同じ日程の予約が別々に扱われてしまい、番号の発行タイミングがずれたり、複数の番号が発行されて混乱を招いたりする可能性があります。複数OTAを併用する場合は、各OTAの予約情報がPMS上で重複なく一本化されているかを、契約時・運用開始時に確認しておくことが望ましいでしょう。
実際に問い合わせが来た場合、次のような順序で確認を進めると原因の切り分けがしやすくなります。
なお、通信障害によって遠隔からの発行・解錠指示そのものが届かないケースについては、以下のページでも原因と対策を解説しています。
暗証番号の自動発行はチェックイン業務を大きく効率化してくれる一方、複数の予約サイトを併用する運用ではシステム間の連携状況次第でトラブルが起こり得ます。発行エラーが起きた時の確認手順と、手動発行という代替手段をあらかじめ把握しておくことで、いざという時にも落ち着いて対応できます。PMS連携の全体像や対応システムの一覧については、こちらの「民泊向けスマートロック・鍵管理システムのメリットと失敗しない導入方法」でも詳しく紹介しています。



※上記はすべて税込記載です。
※0 2022年~2024年の3年連続で民泊・簡易宿所売上 シェアNo.1。参照元:LINKEY Plus公式HP(https://www.linkey-lock.com/minpaku/)
※1 参照元:Akerun 公式HP(https://akerun.com/entry_and_exit/)
※2 賃貸不動産業界の契約先管理戸数No.1。参照元:OPELO 公式HP(https://opelo.jp/)、(株)全国賃貸住宅新聞社「2023年賃貸住宅管理戸数ランキング」をもとに OPELO が調査
※3 オプションとなります。