「スマートロックを自分で後付けしたいけれど、難しくて失敗しないか心配」「業者に頼むと数万円かかるから、なんとかDIYで安く抑えたい」と考えていませんか?スマートロックを自分で設置する場合、最も手軽なのが両面テープで貼り付けるタイプですが、設置環境や運用の目的によって最適な工法は異なります。本記事では、スマートロックをDIYで設置する際の方法や、失敗しないための事前の寸法チェック、自分で取り付けられる製品について解説します。
当サイトでは、後付けが可能なスマートロックを調査しまとめているページもございます。気になる方はぜひチェックしてみてください。
既存のサムターン(内鍵のつまみ)の上から、専用の強力な両面テープで本体をペタッと貼るだけの方法です。特別な工具が一切不要で、機械の扱いに慣れていない方でもわずか5分ほどで簡単に設置を完了できる手軽さが最大の魅力です。ドアを傷つける心配がないため、一般家庭の賃貸マンションなどでも今すぐ導入することができます。
既存のシリンダー(鍵穴)やサムターンを留めているネジ利用し、ドアを挟み込むようにスマートロックを固定する方法です。ドア自体への穴あけ加工を伴わないため、跡を残さず100%原状回復ができる無加工設置でありながら、両面テープのように経年劣化で剥がれ落ちるリスクを完全にゼロにできます。ドライバー1本あれば、自分で強固に取り付けることが可能です。
ドア自体にドリルで新しい穴を開け、電子錠や電気錠の機器をがっちりと埋め込んで固定する方法です。非常に頑丈で防犯性も極めて高いですが、高度な専門工具や配線の知識が必要となるため自分で行うのは非常に困難です。また、ドアを加工してしまうため賃貸物件では原則として設置できず、専門の鍵業者に依頼するための高額な取付工事費用が発生します。
スマートロックは既存のつまみを物理的に回す仕組みであるため、その形状が適合しているかどうかが最も重要です。一般的な丸型や涙型であれば多くの製品が対応していますが、特殊な楕円形や、ドアノブとつまみが一体になった「握り玉タイプ」などは非対応の製品が多いため、事前に必ずメーカーの適合表を確認しましょう。
サムターンの周囲に、スマートロック本体が収まるだけの十分な平面スペースがあるかを測定してください。サムターンのすぐ近くにドア枠の段差や、もう一つの鍵(ツーロックなど)がある場合、本体が干渉してしまい貼り付けやネジ固定が物理的にできなくなるという失敗が起こりやすくなります。
自分でネジ固定型や交換型のスマートロックを設置する場合は、ドアの側面(フロントプレート部分)に刻印されているメーカー名(MIWAやGOALなど)と型番を確認しましょう。製品ごとに対応している錠前の型番が厳密に決まっているため、この確認を怠ると「せっかく買ったのにネジ穴の位置が合わない」という事態を招きます。
バックセットとは、ドアの端(戸先)から鍵穴・サムターンの中心までの距離を指します。この距離が極端に短い(51mm未満など)ドアの場合、スマートロック本体の横幅が戸先からはみ出し、扉を閉めた際にドア枠の戸当たりに物理的に激突してドアが閉まらなくなるトラブルが発生することがあるため、事前に正確な長さを測っておく必要があります。
スマートロックを既存のネジで挟み込んで固定するタイプや、シリンダーごと交換するタイプをDIYする場合、ドアの厚みが対応範囲内(33〜50mmなど)に収まっているかを確認してください。ドアの厚みに応じて使用するネジやパーツの長さが変わるため、薄すぎるドアや厚すぎるドアには設置できない場合があります。
両面テープ貼り付け型は手軽な反面、スマートロック本体の自重(約150g〜300g)が常にテープにかかり続けることになります。毎日のドアの開閉による激しい振動や、夏場に玄関ドアが高温になることで粘着剤がドロドロに軟化し、ある日突然本体が剥がれ落ちて外から一切解錠できなくなる「締め出しトラブル」が多発しています。
湿気が多い梅雨の時期や、冬場に外気との寒暖差で発生する玄関ドアの「結露」は、両面テープにとって天敵です。導入時にどれだけ丁寧に汚れや油分を拭き取って(脱脂)圧着していても、気候の変動や水分がテープの隙間に入り込むことで接着力が著しく低下するリスクは避けることができません。
一般家庭よりも遥かに人の出入りが激しいオフィス通用口や民泊施設において、手軽だからという理由だけで貼り付け型をDIY運用するのは危険です。万が一、利用中に機器が落下すれば「社員がオフィスに入れない」「ゲストが客室に入れず深夜に締め出される」といった重大なクレームに直結し、駆けつけ費用や営業機会の損失など大きな不利益を被る可能性があります。

PREMIUM SMART LOCK(アルファ社のedロックシリーズ)は、開き戸タイプのドアに対応した、自分で後付けが可能な製品です。単三電池4本で駆動する設計のため、配線工事なしで設置することができます。サムターンに被せるだけの簡易的なアタッチメント型とは異なり、既存のレバーハンドルやシリンダーを一式付け替えるDIY作業となるため、ある程度工具の扱いに習熟している方に適した本格的な仕様となっています。解錠方法として暗証番号のほか、専用のICカードやおサイフケータイ、小物に貼付可能なシールキーが利用できます。
| 取付方法 | 既存シリンダー・ハンドルの付け替え交換型 |
|---|---|
| ドアタイプ | 開き戸(対応扉厚:36〜40mmなど ※モデルによる) |
| 施錠・解錠方法 | 暗証番号、ICカード、おサイフケータイ、シールキー、物理キー(ディンプルキー) |

鍵・錠前の老舗メーカーであるゴールが提供するラレシアは、既存の錠箱を活用して自分でドライバー1本で設置可能な電池錠です。本体電源には単四アルカリ乾電池2本を使用し、約2年の長寿命を実現しています。セキュリティ機能として覗き見を防止するダミーキー機能や、防犯サムターン(TME型)が搭載されているのが魅力です。専用のスマートフォンアプリと連携させることで初期設定から入退室の履歴管理(ログ確認)までまとめて行うことができますが、スマートフォンアプリは履歴確認や設定専用でありスマホ自体をカギとして解錠することはできませんのでご注意ください。
| 取付方法 | 既存シリンダーの付け替え交換型 |
|---|---|
| ドアタイプ | 開き戸(GOAL LX型、TX型など/対応扉厚33~43mmまたは43~51mm) |
| 施錠・解錠方法 | ID-Key(ICカード)、テンキー(暗証番号) |

国内最大手の鍵メーカー・美和ロック社との共同開発製品であるNinjaLockMは、既存のシリンダー錠に室内側から被せる形で固定できるスマートロックです。ドアへの追加工(穴あけ等)を必要としないため、原状回復が求められる賃貸物件の玄関でも自分で設置して厳密なオートロック環境を作ることができます。万が一の完全電池切れの際にも、外部から角形9Vアルカリ乾電池を接触させて給電し、暗証番号やICカードで施解錠を可能にする非常用電源端子を備えています。
| 取付方法 | 既存シリンダーを活かしたサムターン被せ型(追加工なし) |
|---|---|
| ドアタイプ | 開き戸(扉の厚さ:33~50㎜/推奨バックセット64mm以上※51〜63mmは要問合せ) |
| 施錠・解錠方法 | 専用のスマートフォンアプリ、暗証番号、ICカード、既存の物理鍵 |
LINKEY Plusは、既存のレバーハンドルとシリンダーを一度取り外し、ドア内部の金属製錠箱(ケースロック)のフレームに対して直接金属ネジ留めを行う「インナーネジ固定式」を採用しています。単にサムターンに被せたり表裏から挟み込んだりするだけの簡易固定とは異なり、ドア開閉時の激しい衝撃や外部からの物理的破壊によるズレ・落下リスクを構造レベルで排除できます。ドアへの追加穴あけは一切行わないため、退去時は元の状態へ100%原状回復が可能です。
一般家庭用の貼り付け型にありがちな「スマホを室内に忘れて外に出てしまい、自動で施錠されて入れなくなった」というインロックの心配がありません。タッチパネルでの暗証番号入力やICカードで確実に解錠できる身一つでの運用が可能です。さらに、万が一の完全電池切れの際にも既存のシリンダーを活かした設計となっているため、カバーを外して既存の物理キー(非常キー)を差し込むことで手動解錠できるダブルの安心を備えています。
minpakuINやAirHostなど、主要な宿泊管理・非対面チェックインシステムと標準で直接API連携が可能です。自分で設置したその日から、予約情報と連動してゲストの宿泊期間中のみ有効な暗証番号が全自動で発行・失効されるため、現地での鍵の受け渡しや手動での番号変更の手間が完全にゼロになります。清掃員専用の臨時パスワード管理も遠隔で容易に行えます。
LINKEY Plusの導入には、初期費用110,000円(税込)のハードウェア投資必要となりますが、ランニングコストは月額990円(税込)という圧倒的な低価格に抑えられており、長期運用でのコストパフォーマンス(ROI)に優れています。また、夜間や休日を問わずトラブル時に対応してくれる24時間365日の緊急電話サポート窓口(※現地の物理的な駆けつけは含まれません)が用意されているため、夜間に発生したゲストや入居者からの緊急の問い合わせでも安心です。
なお、このサイトでは、導入する施設に合わせて、おすすめのスマートロックメーカーを厳選して紹介しています。併せて参考にしてください。
スマートロックを自分で取り付ける(DIYする)場合、手軽さや安さだけを優先するなら「両面テープ貼り付け型」、長期的な耐久性と締め出しリスクの防止を最優先するなら「ネジ固定型」がおすすめです。特に、オフィスや店舗、民泊などの賃貸テナントビジネスにおいては、一度の落下トラブルが大きな損失に繋がります。自分で安全に設置できて絶対に落下しない「LINKEY Plus」などの信頼できる商業向け製品を選び、安全で効率的な鍵管理体制を自力で構築してください。



※上記はすべて税込記載です。
※0 2022年~2024年の3年連続で民泊・簡易宿所売上 シェアNo.1。参照元:LINKEY Plus公式HP(https://www.linkey-lock.com/minpaku/)
※1 参照元:Akerun 公式HP(https://akerun.com/entry_and_exit/)
※2 賃貸不動産業界の契約先管理戸数No.1。参照元:OPELO 公式HP(https://opelo.jp/)、(株)全国賃貸住宅新聞社「2023年賃貸住宅管理戸数ランキング」をもとに OPELO が調査
※3 オプションとなります。